「60歳を過ぎてから新NISAを始めるなんて、リスクが高すぎるのでは?」
「定年後の大事な老後資金を投資に回すのは怖い……」
そんな不安を抱いている方に、最初にお伝えしたいことがあります。
「60歳からでも、新NISAを始めるのは決して遅くありません!」
今回は、FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格を持つ私(娘)が、60代の母の資産1,000万円を新NISAで運用し、大成功を収めているリアルな実体験をお話しします。
「老後資金を預金のまま寝かせている」「親の資産運用をどうすべきか悩んでいる」という方のヒントになれば幸いです。
60代母のスタートライン
貯金1,000万円と「ある強み」
まず、我が家の前提条件からお話しします。
母の資産 貯金1,000万円
母の性格 無駄遣いをしない、堅実で浪費家ではない性格
心強い味方 FP資格を保有する娘(私)のサポートがある
母はもともと無駄遣いをしない堅実なタイプでしたが、1,000万円というまとまったお金をただ銀行の普通預金に預けたままにしていました。
超低金利の今、預金口座にお金を置いておくだけでは増えませんし、インフレ(物価高)が進めば実質的な価値は目減りしてしまいます。
そこで、FPである私が間に入り、母の老後資産を「新NISA」へ移行させる一大プロジェクトをスタートしました。
一気に1,000万円を投じた結果……なんと数日でプラスに!

結論から言うと、1,000万円を一気に新NISAへぶち込んだところ、わずか数日後には含み益(プラス)に転じました!
実は、私自身が過去に200万円で投資をスタートした時は、含み益が出るまでに約5年もかかりました。それだけに、母の口座があっという間にプラスになったのを見て「市場のタイミングの良さ」も大きかったと感じています。
もちろん、相場には波があります。しかし、初期段階でしっかりとした利益の「クッション」ができたことは、投資初心者である母にとっても大きな安心材料になりました。
さらに、我が家では2年前から生前贈与もスタートしています。
早期にまとまった資金を運用に回し、タイミングにも恵まれたおかげで、強力な「含み益バリア」が完成しました。相場が多少変動したところで、元本の1,000万円を割り込む気がまったくしないほどの安定感を見せています。
保険の見直しでさらにパワーアップ!追加で240万円を運用へ

新NISAの運用だけではありません。FPの視点から母の固定費全体を点検し、「保険の見直し」も断行しました。
60代になると、子育て期に必要な手厚い死亡保障などは不要になるケースがほとんどです。不要な保険を解約・見直したことで浮いた資金から、さらに240万円を追加で新NISAへ投入(合計1,240万円運用)することができました。
固定費を削って投資効率を高めた結果、資産の増えるスピードはさらに加速。「正直、もう減る気がしない」と思えるほどの盤石なポートフォリオが完成したのです。
60歳からの新NISAが「預金より断然有利」な3つの理由
「60代から20年取り崩しながら生活する」ことを考えたとき、預金のままにしておくよりも新NISAを活用したほうが圧倒的に有利です。その理由は主に3つあります。
1. 「運用しながら取り崩す」ことで資産寿命が劇的に伸びる
60歳から80歳、90歳までの約20〜30年間、資産をただ切り崩して生活していくのは精神的にも不安が伴います。しかし、新NISAで運用を続けながら必要額だけを取り崩せば、資産が長持ちし、老後資金が底を突くリスクを大幅に減らせます。
2. 急にお金が必要になっても「すぐ引き出せる」
新NISAの大きなメリットは「高い流動性」です。定期預金や一部の保険商品のように解約手形がかかることもなく、必要な時にいつでも売却して現金化できます。急な病気や介護、リフォームなどでお金が必要になった時でも安心です。
3. 一度設定すれば「ほったらかしOK・手間なし」
「高齢になってからのパソコン操作や複雑な取引は無理……」と思うかもしれません。ですが、新NISAは最初の商品選びと積立・買付の設定さえ済ませてしまえば、あとは基本的に「ほったらかし」でOKです。日々の相場を張り付いてチェックする必要も、面倒な管理もありません。
まとめ
ホントFPの資格を取っててよかった!オカンを守れる安心感
今回の経験を通じて、心底思ったことがあります。
「ホント、FPの資格を取っておいてよかった!!」
知識があったからこそ、正しいリスクを取って母の大切な資産を増やす決断ができました。そして何より、情報に疎い高齢者を狙う怪しい金融商品や無駄な保険から、「自分の力で大事な人を守れている」という強い実感と安心感を得られています。
60代からの資産運用は、決して「一か八かのギャンブル」ではありません。
正しい知識を持ち、リスクをコントロールしながら時間を味方につければ、老後の生活をより豊かで安心なものにする最高のツールになります。
「もう60代だから…」とあきらめる必要は一切ありません。20年もあったら結構な長期運用になります。
親の資産運用に悩んでいる方、ご自身の老後資金の置き場所に迷っている方は、ぜひ新NISAという選択肢を検討してみてくださいね!
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